金属アレルギー

金属アレルギーとは、金属が水分に接触した時に放出される金属イオンによって引き起こされる、生体におけるアレルギー反応です。ひらい歯科医院では、検査が誘引になってアレルギー反応を引き起こすことがない、安全で安価な方法でアレルギー検査を行っています。

検査方法(DMA検査)

金属アレルギー検査とは、お口の中の金属が、どの程度イオン化しているかを、DMAという検査器機を使用して1歯単位で測定する方法です。

金属は、水分に接触すると金属イオンを遊離する特性があります。この遊離した金属イオンが、お口の中や、臓器の組織のタンパク質と結合して、生体に本来存在しない異種タンパクを形成します。この異種タンパクを異物として生体が反応しておきるものが、金属アレルギーなのです。つまり、お口の中の金属イオンが、どの程度遊離しているか判定できれば、金属アレルギーを未然に防ぐ事も可能となります。イオン化判定で結果が悪く出た金属を別の金属か材料に変えてやる事でかなりの確率で金属アレルギーを予防できます。

現在まで行われてきた各種のアレルギー検査は、判定すべき材料をなんらかの方法で直接生体に作用させるため、検査が誘引になってひどいアレルギー反応を起こし、危険な状態に陥る場合も時々報告されています。
検査費用も1種類につき数万円もかかってしまい、高価であることが欠点でした。しかし、このDMA検査は、遊離しているイオンを検査するだけなので、そのような心配はなく、安全で安価なアレルギー検査法です。

費用

DMA検査 少数歯(6本まで)  ¥5,250-
多数歯(7本以上) ¥10,500-

※詳細につきましては、窓口または電話にてお問い合わせ下さい。

よくある質問

Q1.金属アレルギーとは、何ですか?
A.金属アレルギーとは、金属が水分に接触した時に放出される金属イオンによって引き起こされる、生体におけるアレルギー反応です。
Q2.歯科治療と、金属アレルギーの関連は何ですか?
A.歯科治療と金属アレルギーの関連は、お口の中に存在する金属が、唾液に接触した際に放出された金属イオンの量が上げられます。つまり、この金属イオンが口腔内に多数放出されたままの状態にあると、生体のタンパク質と結合して、人間の体の中に本来存在しない異質タンパクをつくり、これが、いつしか何らかの刺激によってアレルギー反応を起こします。つまり、この金属のイオン化状態を計測できれば、金属アレルギーを予防または、改善をすることは可能となります。
Q1.金属アレルギーの検査方法は、どのように行うのですか?
A.金属アレルギーの検査方法には、何種類かあります。
(ひらい歯科医院の検査方法は、DMA検査です)
◇パッチテスト
使用しようと思う金属を対象に、パッチテスト用金属試薬を使用し背部皮膚に貼付して、反応をみる。
また簡易な方法として使用金属を冠や皮膚に接触させて、その反応をみる。血液検査の実施
◇DMA検査
お口の中に存在する金属に対して、一歯づつ金属イオンの遊離している状態を判定できる。そして、その 遊離程度を器械で正確に判定できる。安全で確実、費用も比較的安価である。

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